女のドラマを夢みる男心
こんにちわ、ランジェリーデザイナーのせいなです。
東京はなんと雪が降りました!
11月に雪が降るなんて本当にびっくり!
雪の日って、音がいつもと違いますよね。
雪が吸収するのかな、この静けさが大好きです。
それで思い出したのですが、
昨年の2月に岐阜県高山へ旅行へ行った時の雪景色がとても美しかったんです!豪雪地だけ合って凄まじい雪でした。
雪の降らない神奈川育ちなので、雪にとにかく興奮。
宿泊したお宿の窓から一面の雪景色で、とってもとっても美しかった。
また行きたい。心からそう思ったお宿です。
そして、「雪」をテーマにした絵って日本画や舞踊には多いんです。
雪の儚さや冷たさが、女性の悲恋を描くのに適しているのでしょう。
例えば鏑木清方の「薄雪」歌舞伎演目の恋飛脚大和往来を描いた一枚。
粉雪の降る中、道ならぬ恋に身を焦がし、体を寄せ合う男女の姿です。
この絵は、襟足や身八つ口(脇の下の隙間)などからちらりと赤い長襦袢が見えていて、さりげなーい色気が演出されていてとても日本的色気演出。
そして帯は二人とも雪輪でお揃い。などなど、細かな演出が細部まであります。
最高です。私は日本的感性をランジェリーデザインに生かそうと躍起になっております。
ちなみに女性のお着物にだけ身八つ口があります。この意味は調べると様々な見解がありますので、ご興味があれば是非調べてみてください。
日本舞踊の「鷺娘」こちらは舞台が雪なので、自動的に雪を描くのですが、歌舞伎や長唄で演じられる有名な演目。
人に恋した鷺が人間の女性になり、最後は死んでしまう。その悲恋が白銀の世界で演出されています。
日本美術において、幸薄い女性の姿がなんとも色っぽく美しく描かれるのは男性の願望が、それとも事実か、こう言った絵を描く画家は男性が多いのです。数すくない女流画家のテーマはさらに情念深く、儚さよりもしぶとさが増します。
また悲恋だとしても恋い焦がれ、その状況さえ楽しんでいるような女性の姿が多い。この点は近日またブログに書こうと思います。
私も学生時代は、男性画家のように悲恋に身を焦がすドラマティックな女性がテーマの作品を読みふけりデザインソースにしておりました。
不幸を知った女性の持つ特有の陰というものは時に恐ろしく、時にミステリアスに見えます。
今思うことは、誰でも悲しいことは経験いたしますから、悲しみ苦行を乗り越え、少し強くなった凛とした女性の姿を想像し、これからもデザインに落とし込んで行きたいと思います。
さて、そんな雪の日に届いた素敵な新色アイテム、雪の中きらめく美しい配色に、大人の凛とした色気を感じました。
FUTAE SLIP の新色です。
こちらは先行予約のキャンペーンを行います。
情報は近日💗
最新情報はインスタグラムのストーリーで公開していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
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それでは風邪などひかぬように暖かくしてお過ごしください。
せいな