「KADODE COLLECTION」の由来
ランジェリーデザイナーのせいなです。
本日はALBAGEの秋冬についてご紹介させてください。
「KADODE COLLECTION」
「門出」からスタートしたアルバージェのシーズン。
初コレクションをリリースする素晴らしき門出を祝して名付けました。
誰しもが人生の中で門出を迎えます。
節目は変化の象徴でもあり、人生は常に変化していくものです。
「変化」はALBAGEにとって重要なメッセージです。
変化することを恐れないでほしい、自分の人生を活き活きと楽しんで欲しい、人生は自分自身のものだから。そんな想いをランジェリーに込めました。
AlbageのKADODEコレクションを身につけた貴方が、新たな自分の表情と出会える事を祈っています。
少しだけデザインについてご紹介いたします。
縁起物や祈りの要素からディティールへと落とし込みました。
・めで鯛 朱色
・正装の 深黒
・神聖な 純白
・縁起物の貝や魚の鱗
・祈りに使用するお榊
・縁が結ばれる。
日本的な四角形の要素や着物襟の合わせなど
日本人にとって身近なディティールをデザインに使用しています。
各ライン名のご紹介
「KADODE」
コレクションの名前をつけた今季の代表です。
着物の襟合わせからディティールへ落とし込みました。
真紅のサテンとレースが肌の上で折り重なることで頬紅をつけるように、より一層あなたの肌を美しく輝かせるでしょう。
「UNDER BAR」
ご祝儀袋に水引を結ぶ、そんなイメージで制作しました。
結わけば解く、解けばまた結わく。
ちょっとした動作が人の感情を煽ったり沈めたりするものです。
結く、解く、という行為が日常のエッセンスになりますように。
「RINPA」
遊び心を与えるために、制作したrinpaは見た目にも新しいデザインですが
どこか親しみを覚えるのは日本的な四角と余韻を込めたからでしょうか。
四角形に見えるように縁取りをし、サテンの裏当てと、サテンのない場所を作ることで
間を演出しています。
かつて一世を風靡した日本美術の流派琳派のように、心に衝撃と好奇心をそそれますように。
「TRIMMING」
こちらは以前もご紹介しましたので割愛!
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「KIMONO」